リフォーム700万円でできること【2026年版】費用相場・プラン・事例を解説
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目次
リフォームに700万円の予算があれば、水回り4か所の全面交換と内装フルリフォームをまとめて実現できます。
キッチン・浴室・洗面所・トイレを一新して、全室のクロスやフローリングまで張り替えられる金額感です。費用の目安・プランの選び方・予算が足りないときの対処法を順番に説明します。
リフォーム700万円でできること
700万円あれば、住まいの内側をかなり別物にできます。組み合わせ次第で、以下の6種類の工事が実現できます。
- 水回りフルリフォーム(キッチン・浴室・洗面所・トイレ)
- 内装フルリフォーム(クロス・フローリング全室)
- 間取り変更(壁撤去・LDK拡張)
- 外壁・屋根のメンテナンス工事
- 省エネリフォーム(断熱・高性能給湯器の導入)
- バリアフリーリフォーム(手すり・段差解消)
すべてを同時に行うと700万円を超える場合があります。住宅の状態と優先順位を整理してから、工事内容を絞り込んでください。
【部位別】700万円リフォームの費用相場
工事費用は部位によって幅が大きく、「何をやるか」で予算の残り方が全然違います。主な工事の目安額をまとめました。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| キッチンリフォーム | 80〜200万円 |
| 浴室リフォーム | 80〜150万円 |
| 洗面所リフォーム | 20〜50万円 |
| トイレリフォーム | 15〜50万円 |
| 内装(クロス・フローリング) | 20〜100万円 |
| 外壁塗装・補修 | 80〜180万円 |
| 屋根補修・塗装 | 50〜150万円 |
| 間取り変更(壁撤去) | 40〜90万円 |
費用は住宅の状態・設備のグレード・施工エリアによって変わります。部位別の詳しい費用相場はリフォーム費用の相場ガイドで確認できます。
キッチン(80〜200万円)
キッチンの設備交換だけであれば100万円前後が目安です。食洗機・IHクッキングヒーター・浄水器付き水栓を含めたシステムキッチンへの交換も、この金額帯で対応できます。
壁付けキッチンを対面キッチンに変更するレイアウト変更を加えると、配管工事や内装工事が伴い150〜250万円程度になります。リビングを見渡せる開放的な空間になり、家族のコミュニケーションが増えると人気の工事です。
浴室(80〜150万円)
タイル張りの浴室をユニットバスに交換する工事は、100〜180万円程度が目安です。断熱性・清掃性が大幅に向上し、日々のお手入れ負担が減ります。
浴室乾燥機の設置や手すりの追加、バリアフリー対応を同時に行っても120〜200万円程度に収まります。入浴中のヒートショック対策にも有効です。
洗面所・トイレ(35〜100万円)
洗面化粧台の交換は20〜50万円、タンクレストイレへの交換は15〜50万円が目安です。内装(クロス・フロア)の張り替えを同時に行うと、合計35〜100万円程度になります。
水回り4か所をまとめて施工すると、パック料金や同時割引が適用されるケースがあります。個別に発注するより費用を抑えやすくなります。
内装(クロス・フローリング)(20〜100万円)
クロスの張り替えは10畳で5〜11万円が目安です。3〜4部屋の全室を張り替えた場合、30〜60万円程度を見込んでください。
フローリングの張り替えは10畳で11〜20万円程度です。複数の部屋をまとめて施工すると割安になります。水回りの工事と同時に依頼すると、養生費などの共通コストを削減できます。
外壁・屋根(130〜330万円)
外壁塗装は30坪前後の一戸建てで80〜180万円が目安です。屋根の塗装・補修を同時に施工すると足場費用が共通になるため、個別に発注するよりも安くなります。
外壁と屋根をまとめて施工すると130〜330万円程度かかります。700万円の予算に収めるには、水回り工事との組み合わせを事前に整理してから見積もりを取りましょう。
700万円で実現できるプラン3選
実際に700万円台でリフォームする場合、工事の組み合わせはおおむね次の3パターンに絞られます。住まいの状態と今後の生活を照らし合わせて選んでください。
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プラン① 水回り全面+内装フルリフォーム(500〜700万円)
キッチン・浴室・洗面所・トイレを最新設備に交換し、全室のクロスとフローリングを一新するプランです。築20〜30年の住宅に最も多く選ばれます。設備の老朽化と内装の劣化が重なるタイミングに向いています。
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プラン② 水回り+間取り変更(500〜700万円)
水回りの交換に加え、和室と隣接する洋室の壁を撤去してLDKを広げる間取り変更を組み合わせたプランです。子どもの独立や在宅勤務の増加など、ライフスタイルの変化に対応したい場合に向いています。
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プラン③ 水回り+外装メンテナンス(500〜650万円)
水回りの交換と同時に外壁塗装・屋根補修を行うプランです。築15〜20年を超えた住宅は設備の老朽化と外装の劣化が重なります。内側と外側を同時にリフォームすることで、その後10〜15年の安心が得られます。
費用が700万円を超えたときの3つの対処法
見積もりが700万円を超えた。そういうときに頭に入れておきたい方法が3つあります。
- 補助金・助成金を使う
省エネリフォームや耐震補強、バリアフリーリフォームには国・自治体の補助金が使えます。「子育てエコホーム支援事業」や「先進的窓リノベ事業」は上限数十万円の補助が受けられるため、施工前に確認しておきましょう。 - リフォームローンで分割払いにする
住宅ローンやリフォームローンを使えば、手元資金を残しながら工事を進められます。金利・借入限度額・返済期間はローンの種類で大きく違うため、業者や金融機関に相談してから選びましょう。 - 相見積もりで価格を下げる
同じ工事内容でも、業者によって見積もり金額は20〜30%変わることがあります。2〜3社に見積もりを依頼して工事内容と価格を比べれば、大幅に費用を削れるケースがあります。
700万円では難しい工事と注意点
700万円あればかなりの工事ができますが、次の3つは「思ったより高かった」と後から言われやすい工事です。計画前に確認しておきましょう。
- 一戸建てのスケルトンリフォーム
骨組みだけを残してすべてを解体・再構築するスケルトンリフォームは、一戸建てで600〜1,100万円かかるのが一般的です。700万円の予算では難しいケースが多く、フルリフォームとは分けて検討しましょう。 - 大規模な増築
子ども部屋の増築など大規模な工事は200〜400万円以上かかる場合があります。他のリフォームと同時に行う場合は予算配分に注意が必要です。 - 旧耐震基準の住宅の耐震補強
1981年以前の旧耐震基準の住宅では、リフォームと同時に耐震補強が必要なケースがあります。補強範囲によっては100〜300万円以上かかるため、見積もり段階で耐震診断も依頼しましょう。
静岡で700万円リフォームを成功させるポイント
住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査では、一戸建てのリフォームで最も多い工事金額帯は500〜800万円で、全体の約20%を占めています。700万円は、水回り全面交換と内装リフォームを組み合わせた”フルリフォームの現実的な下限”に位置する金額です。
静岡県内でも、築20〜30年の戸建て住宅でこの金額帯のリフォームが多く、水回りの更新と外装メンテナンスを同時に行うケースが増えています。静岡は温暖な気候ながら台風や塩害の影響を受けやすく、外壁・屋根は10〜15年を目安にメンテナンスを行うことで大規模修繕を防げます。設備更新と外装工事をまとめて依頼することで、トータルコストを抑えやすくなります。
業者選びでは以下の3点を確認してください。
- 静岡県内の施工実績と事例写真があるか
- リフォーム瑕疵保険・アフターサービスが充実しているか
- 見積書に工事内容・材料名・数量が明記されているか
予算内に収めながら後悔のないリフォームにするには、業者との打ち合わせをじっくりやることが実は一番の近道です。見積もりは最低でも2〜3社に依頼し、工事内容の違いをしっかり確認してから決めましょう。
シズケンリフォーム 編集部
静岡市葵区のリフォーム会社、シズケンリフォーム編集部です。住まいのリフォームに関する情報をわかりやすくお届けしています。